デザイナー魂を揺さぶる一冊。
夏休みの宿題の代表格といえば、読書感想文。
そのせいか、夏になると本を読まねば…という気持ちになります。
ということで、8月はじめに気になった本を数冊購入してみました。
休憩中や寝る前に少しずつ読み進めています。
その中の一冊が、WEBデザイナー魂にヒットしました。
「荒木飛呂彦の漫画術 (集英社新書)」
誰もが名前くらいは聞いたことがある、「ジョジョの奇妙な冒険」。
その作者である荒木先生が、漫画の描き方(ここでは黄金の道)を教えてくれています。
ジョジョに出てくるキャラクターの強烈な個性、
想像のつかないストーリー展開にかねてから感服しており、
昔、趣味で漫画を描いていたこともあって、
軽い気持ちで手に取ったのですが、読んでビックリ。
ホームページ制作にも通じる考え方や、
心に響く言葉が多くあったのです。
たとえば、「最初の1ページ目の重要性」。
1ページ目で読者をひきつけ、
ページをめくってもらうにはどうすればいいか書かれています。
絵柄、セリフ回し、カット割りの方法…。
これって、ホームページ制作も同じことですよね。
TOPページで、いかに訪問者に興味を持ってもらうか、
離脱せずに他のページを見てもらうか。
デザイン、キャッチコピー、レイアウトをしっかり練って、心をつかむことが重要です。
また、漫画に重要なキャラクターやストーリー、
世界観をどのように作っていくかも網羅されています。
ホームページでも会社の個性や店主の人柄が伝わるよう配慮し、
掲載する内容や順番にも気を遣います。
また、会社・お店が持つ雰囲気を表現することも大事です。
その他にも、ホームページ制作において
参考になりそうな考え方が多く載っていたので、
WEBのお仕事に携わる方には、ぜひ読んでいただきたいな、と思います。
読み途中の本はあと3冊。
夏が終わる前に読み終わるかな…(;´A`)
そろそろ自分のホームページもリニューアルしたいんだけど、
いつになるのかな…(;´A`)